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バージョン管理機構を備えた個人・共有空間連携型協調作業支援システム

四宮 龍, 大阪大学大学院 特別研究報告, Feb. 2007.

論文概要

近年,複数の参加者が互いに対面して作業を進めることができるテーブルトップインタフェースを用いた協調作業環境が注目されている.テーブルトップ環境ではデータの閲覧や編集を行うためのツールなどが提供されている場合が多いが,これらは使い慣れた個人用計算機環境上のツールとは異なるため,作業効率が悪いという問題があった.そこで,報告者の研究グループが構築してきたテーブルトップ協調作業環境を拡張し,共有作業空間であるテーブルトップ環境と個人作業空間である各参加者のラップトップPC環境を連携した作業を実現する協調作業支援システムを提案する.本研究では,共有作業空間に対する各参加者の個人作業空間の動的な参加・離脱と,個人作業空間と共有作業空間との間でのユーザの直感的なデータ送受信を実現することで,両者をシームレスに統合した協調作業空間を提供する.共有作業空間側にバージョン管理機構を用いたデータの比較・検討支援機能を実装することにより,各参加者が個人作業空間でデータの私案を作成し,共有作業空間において提示された各データを協調して比較検討するといったように作業空間ごとに役割を分担することで協調作業の効率化を図った.試作システムを用いた動作実験を行い,従来の壁面スクリーンを用いた協調作業環境に対する優位性を確認した. (pdf file)

関連論文

  • "テーブルトップ型協調設計環境における三次元モデルの比較検討用インタフェース", 電子情報通信学会 技術研究報告, MVE2007-54, Oct. 2007. (pdf file)
  • "三次元物体の比較検討が可能な個人・共有空間連携型協調作業支援システム", 電子情報通信学会 技術研究報告, MVE2007-7, Jun. 2007. (pdf file)
  • "個人・共有作業空間を連携した協調作業支援システムについて", 電子情報通信学会 総合大会講演論文集, A-16-16, Mar. 2007. (pdf file)